米Googleは、AIアシスタント「Gemini 2.5 Pro Preview」(I/Oエディション)の早期アクセス版を、5月6日(現地時間)にリリースした。
Gemini 2.5 Pro Previewは、Gemini 2.5 Proのアップデート版であり、コーディング機能、特にインタラクティブWebアプリの構築機能が大幅に向上している。
今回のアップデートは、Gemini 2.5 Proのコーディング機能とマルチモーダル推論機能に対する圧倒的に好評なフィードバックに基づいており、UIに重点を置いた開発だけでなく、コード変換、コード編集、複雑なエージェントワークフローの開発といった、他のコーディングタスクにも適用される。
今回リリースされたプレビュー版は、開発者向け年次イベントGoogle I/Oにてリリースを予定していたが、早期に開発を始められるようにすべく、前倒しでリリースされた。
機能強化によって、Gemini 2.5 ProはWebDev Arena Leaderboardで前バージョンを147Eloポイント上回ってトップとなっている。また、ネイティブマルチモーダル性とロングコンテキストにおける強力な基盤を引き続き構築することで、動画理解ではVideoMMEベンチマークで84.8%という高いスコアを獲得するなど、最先端のパフォーマンスを実現した。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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