Googleは、5月20日、PythonおよびJava向けのAIエージェント開発キット、「Python ADK v1.0.0」「Java ADK v0.1.0」を公開した。
Googleの開発したエージェント開発キット(ADK)は、AIエージェントの開発および導入のためのモジュール化されたフレームワーク。GeminiとGoogleエコシステムに最適化されているが、モデルや導入環境に依存せず、他のフレームワークとの互換性も考慮して構築されているのが特徴。リモートエージェント間の通信のために、ADKは A2Aプロトコルと統合されている。
Python ADK v1.0.0は本番環境に対応した安定版リリースである一方、Java ADK v0.1.0は初期リリース。
Python ADKが本番環境対応となったことで、開発者が自信を持ってエージェントを構築し、実環境にデプロイできる、信頼性と堅牢性を兼ね備えたプラットフォームを提供する。また、Java ADKの初期リリースにより、AIエージェント機能がJavaエコシステムへ拡張される。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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