NTTドコモと米Googleは、検索サービス、検索連動広告の実施およびアプリケーションの提供などで業務提携することで合意。フルブラウザのトップページをGoogleにするなど、破格の扱いだ。
今回の業務提携によって、両社は「検索サービスにおける連携強化」「検索連動広告」「各種Googleサービスのiモード対応」「iモードにおける新たなサービスの検討」、「Google提唱のAndroidプラットフォームに関する検討」の5つに取り組むことになる。
まず、2008年春をめどに従来のiモードメニューサイト検索結果に加え、携帯電話向け一般サイト、PCサイトの検索結果を表示するサービス拡充を行い、iモードポータルである「iMenu」のトップ画面に検索BOXを新設する。また、Googleの広告配信プラットフォームである「Google AdWords」によって、検索結果ページに検索ワードと関連する広告表示を行う検索連動広告を開始する。
他にも、Googleマップサービスの専用アプリケーションのiモード端末標準搭載をはじめ、各種Googleサービス(Gmail、YouTube、Picasaなど)をiモード対応とする。今後、ドコモから発表されるフルブラウザ搭載の新端末では、Googleをフルブラウザのスタートページに標準設定する。
2007年に発表されて話題を集めた、Googleをはじめとする「Open Handset Alliance」が発表した携帯電話向けソフトウェアプラットフォーム「Android」について、ドコモ向けの商用化を含めた展開についても検討を進めるという。
【関連リンク】
・報道発表資料 : ドコモとGoogleがモバイルインターネットサービスに関する業務提携に合意 | お知らせ | NTTドコモ
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