オラクルとAWSは、7月8日、AWS内の専用インフラストラクチャを用いて、オラクルのデータサービスを実行できる「Oracle Database@AWS」の提供を開始した。
Oracle Database@AWSのユーザーは、AWS内の「Oracle Cloud Infrastructure」上の専用インフラストラクチャを使用し「Oracle Exadata Database Service」 および 「Oracle Autonomous Database」を実行できるようになった。
Oracle Database@AWSでは、AWSのマネジメントコンソール、AWSコマンドラインインターフェース(AWS CLI)、AWS APIといったAWSのツールとインターフェースを通じて、Oracle Database@AWSのデプロイを購入、プロビジョニング、管理できる。
オラクルのサービスを利用している企業は、アプリケーションを再構築することなく、Oracle DatabaseのワークロードをOracle Database@AWSにシームレスに移行できるという。Oracle DatabaseサービスとAWSサービス間における円滑なデータフローを実現し、自社のデータをAWSの分析、機械学習、生成AIサービスと組み合わせることが容易になる。
現在、米国東部(バージニア州北部)と米国西部(オレゴン州)のリージョンで利用可能で、今後リージョンを拡大していく予定。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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