Microsoftは、7月14日、データ分析プラットフォーム「Microsoft Fabric」に統合されたNoSQLデータベース「Cosmos DB in Microsoft Fabric」のオープンパブリックプレビュー版を公開した。
Cosmos DB in Microsoft Fabricは、AI最適化NoSQLデータベース。開発者は、Fabric上でCosmos DBを使用することで、一般的なデータベース管理タスクを実行しなくても、摩擦の少ないAIアプリケーションを構築することができる。
今回のリリースで、OneLakeへの自動ミラーリングや、ベクトル検索と全文検索といった新しい機能を追加した。OneLakeへの自動ミラーリングは、オープンソースのDelta形式を使用して、運用データをほぼリアルタイムでOneLakeに複製するもの。
また、Git統合により、Fabricワークスペースで円滑なバージョン管理とチームコラボレーションが可能になっている。
Cosmos DBは、他のワークロードと同様、Capacity Unitを消費する。課金の詳細についてはドキュメントを参照。
すでにFabricを利用しているユーザーは、Cosmos DBを有効にすることで使用開始できる。Fabricの無償トライアルも用意されている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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