Swiftチームは3月24日(現地時間)、プログラミング言語「Swift」の最新版であるSwift 6.3のリリースを発表した。
最新のバージョンでは、幅広い機能追加と改善が盛り込まれている。最大の特徴は、Android向けに初めて公式Swift SDKが提供され、これにより既存のKotlin/JavaアプリケーションにSwiftコードを統合することや、Android用のネイティブアプリをSwiftで開発できる点だ。
また、C言語との相互運用性を強化するために@c属性が導入され、Swift関数や列挙型をCヘッダーに自動でエクスポート可能となった。さらに、関数やAPIのパフォーマンス制御用として、@specializeや@inline(always)などの新属性も追加された。これにより、ライブラリ作者はクライアント向けの最適化手法を柔軟に選べる。
ビルドシステム面では、クロスプラットフォーム環境で一貫した開発体験を実現するため、Swift BuildをSwift Package Managerに統合する機能がプレビュー版として搭載された。DocCではMarkdown出力や静的HTML埋め込みなど新たなドキュメント生成機能が実験的に追加され、可読性や検索エンジン向けの発見性も向上している。
加えて、Swift Testingでは警告レベルの設定やテストの中断、画像添付機能などが拡充された。Embedded Swiftやコアライブラリにも改良が施されている。
Swift 6.3の詳細やインストール方法は、公式ドキュメントにて公開されている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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