Googleは28日、同社が持つインフラ上で自作のWebサービスを動かせるホスティングサービス「Google App Engine」を一般公開した。
Googleは28日、同社が持つインフラ上で自作のWebサービスを動かせるホスティングサービス「Google App Engine」を一般公開した。今年4月から会員数限定でプレビュー版を公開していたが、15万人以上がウェイティングリストに入っていたという。
Google App Engineは同社のWebサービスを支えるサーバ環境を提供するもので、Ajaxなどを利用した動的なWebサイトの構築や、「Bigtable」および「Google File System」によるストレージシステム、ユーザを認証してメールを送るGoogle APIなどを活用できる。
今年の後半まではプレビュー期間となっており、サービスを無料で利用することができる。その後、下記の料金体系に移行する予定。
サービス | 料金 |
500MBまでのストレージ | 無料 |
月500万ページビュー分のCPUと帯域幅 | 無料 |
CPUコア/1時間 | 10~12セント |
1月分のストレージ/GB | 15セント~18セント |
帯域幅(下り) | 11~13セント |
帯域幅(上り) | 9~11セント |
また、今回の一般公開に伴い、新たに画像加工用のAPI「The image manipulation API」とメモリキャッシュサービスのAPI「The Memcache API」をリリースした。
【関連リンク】
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