Linuxディストリビューション「openSUSE」のメジャーアップデート版11.0がリリースされた。openSUSEコミュニティのWebサイトより、無料でダウンロードできる。
Linuxディストリビューション「openSUSE」のメジャーアップデート版11.0がリリースされた。openSUSEコミュニティのWebサイトより、無料でダウンロードできる。
openSUSEは、ノベルがスポンサーを務めコミュニティが開発するオープンソースのLinuxディストリビューション。バージョン9.1からは日本語にも対応している。
今回のバージョンアップではインストーラの刷新のほか、200以上の新機能が追加された。デスクトップ環境では、最新の「GNOME 2.22」および「KDE 4」を搭載し、「Compiz Fusion 0.7.4」による3Dデスクトップ効果の強化、「PulseAudio」を用いたGNOMEにおけるサウンド制御の改善などが行われている。
また、Microsoft Office互換のオフィススイート「OpenOffice.org 2.4」やLinux向けマルチメディアプレイヤー「Banshee 1.0」なども同梱しており、日常的に利用するソフトウェア郡も充実した。
インストールメディアは、DVDイメージとライブCDの2種類が提供されている。ライブCDではコンピュータに変更を加えずにopenSUSEをCDから起動し、GNOME/KDEのデスクトップをそれぞれインストールできる。
なお、現在日本語でのインストールに不具合があることが報告されている。ドライバアップデートをしてから日本語でインストールするか、英語でインストールし途中のロケール設定で日本語に変更することで回避できる。
【関連リンク】
・Download openSUSE 11.0
・Installation/11.0 DVD Install(日本語インストール・ガイド)
・日本のopenSUSEコミュニティ
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