Cloudflareは10月1日(米国現地時間)、データプラットフォーム「Cloudflare Basin」を発表し、同日より一般提供を開始した。開発者や企業が、自社のデータを活用したアプリケーションをよりシンプルかつ手頃なコストで構築できる。「Apache Iceberg」と「Cloudflare R2」を基盤としており、分析用データの取り込み・保存・カタログ化・照会を、使い慣れたツールを活用しながらオープンかつサーバーレスな環境で行える。

従来、高度なデータ分析には専任のデータエンジニアリングチームと、それに見合う予算が必要だった。最新のデータ基盤を運用するには通常、将来の需要を見越して専用サーバーを用意し、データの収集と分析を担う複数のシステムを連携させる必要がある。さらに、クラウド間でデータを移動するたびに料金も発生していた。Basinは、こうしたデータ分析における課題を解消するとしている。
Basinの主な特徴は次の3点。
- データの自由な管理:データはオープンな業界標準形式であるApache Icebergで保存される。互換性のあるツールであれば、コピーや変換なしにそのまま読み取ることができ、特定のベンダーに縛られない
- サーバーのセットアップが不要:Cloudflareのグローバルネットワーク上で稼働するため、インフラの準備・管理を行うことなく、数秒でデータの取り込み・保存・照会が可能
- データ転送料が不要:異なるクラウド、プラットフォーム、リージョンのツールを使ってデータを照会しても、転送料はかからない
Basinは、Cloudflareの開発者向けサイトから利用を開始できる。
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