Devinを開発するCognitionは10月27日(現地時間)、コーディングベンチマークの新版「FrontierCode 2.0」を公開した。AIエージェントの出力が実際にマージ可能かを、本番コードの基準で評価する。ユーザーの意図の推測や、明示されていない制約の順守といった能力も測定対象とする。
2.0はFrontierCode 1.0の手法をおおむね踏襲している。20人以上のオープンソース開発者が、1タスクあたり40時間以上をかけて、自身が管理するリポジトリからタスクを作成した。2.0では対象リポジトリを55%増やし、セキュリティパッチやパフォーマンス最適化も対象に含めた。満たさない場合にスコアが0となるブロッキング基準は43%増加した。FrontierCode 1.1と比べると、参照解答が変更するファイル数は平均67%、コード行数は89%多く、コードベースの規模は25%大きい。
明記されていなくても、指示や既存コードから推測できる正しさを求める「徹底性(thoroughness)」の基準は、1.1の約3倍に増えた。この基準は、すべての推論レベルで失敗率が最も高かった。一方、スコープ基準は緩和され、失敗率は1.1の9.0%から3.8%に下がった。
結果では、Claude Opus 5.5が45.5%で首位となり、GPT-6 Astraが42.8%で続いた。コストに対する性能ではGPT-6.1 Solが高い結果を示した。同社は、オープンソースモデルには大きな改善の余地があるとしている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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