29日、Adobe最大のユーザーカンファレンス「Adobe MAX Japan 2009」がお台場で開催された。
29日、お台場のホテルグランパシフィック LE DAIBAにてAdobe最大のユーザーカンファレンス「Adobe MAX Japan 2009」が開催された。国内では昨年に引き続き今年で2回目の開催。Adobeの最新技術や事例を紹介するさまざまなセッションが行われる。
基調講演では、CTOのケビン・リンチ氏が登壇。Adobeの「Flash Platform」に属する各技術について、その概要や事例を紹介した。その中で、Flash Playerが全ブラウザの98%に、そのうち55%には既に最新バージョンの10がインストールされていることが発表された。
また、ケビン・リンチ氏はAdobeが提唱するOpenScreen Projectについて言及した。OpenScreenプロジェクトは、さまざまな企業と協力し、PCだけでなく、モバイルや家電などさまざまなスクリーン上でFlashを再生できるようにするプロジェクト。その中でまずはモバイルに対する強化を行うことを強調した。
講演内では、OSPメンバーの1社であるNTTドコモの永田清人氏も登壇。今までのAdobeとドコモ提携、そして今後の展開について講演し、今後ドコモではAIRアプリへの対応を強化するとした。理由として、AIRのオフライン機能を利用した圏外でのアプリケーション利用、FlashとJavaScriptを利用したリッチコンテンツの拡充、PC/デバイス間で同等のエクスペリエンスを提供するシームレスな連携などをあげ、さまざまなデモを披露した。
なお、開催期間は29日、30日の2日間となっている。
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