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Visual Studio Team System 2008で
データベースのスキーマ開発を効率化しよう

Visual Studio Team System 2008 Database Editionを使ってみよう(1)

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目次

プロジェクトの中身を確認してみよう

 既存のデータベースからスキーマをインポートした場合、かなりたくさんの種類のファイルがプロジェクトに含まれることになります。プロジェクトを見るときに一般的に利用するソリューションエクスプローラとVSTS-DBに用意されているスキーマビューという2種類のウィンドウでどのように見えるか確認してみましょう。

ソリューションエクスプローラの場合

 ソリューションエクスプローラで例えば、プロジェクトを[Schema Objects]‐[Schemas]‐[dbo]‐[Stored Procedures]とたどると、もともとNorthwindデータベースに含まれていたストアドプロシージャがそれぞれ別のファイルで格納されています。

図14:Northwindデータベースのストアドプロシージャ一覧
図14:Northwindデータベースのストアドプロシージャ一覧

 同様に[Schema Objects]‐[Schemas]‐[dbo]‐[Tables]にはテーブルの一覧があるなどの構成になっています。

 また、プロジェクトの[Schema Objects]‐[Database Level Objects]内には、トリガーやユーザー情報、ロール情報などを生成するためのスクリプトを格納する場所も用意されています。

図15:Northwindデータベースのデータベースレベルの設定
図15:Northwindデータベースのデータベースレベルの設定

 このようにデータベースに関するほとんどの情報がSQLスクリプトとして生成され、それぞれ個別のファイルに格納されています。後は、これをTeam Foundation Serverなどの構成管理ツールの管理下に置くことで、データベーススキーマの開発をバージョン管理下のもとで安全に行うことができるようになります。

スキーマビューの場合

 スキーマビューはVisual Studioの[表示]メニューの[スキーマビュー]から開くことができます。例えば、プロジェクトの[テーブル]‐[dbo.Categories]の中をそれぞれ展開していくと、図16に示すような情報が表示されます。

図16:スキーマビューで見たCategoriesテーブルの情報
図16:スキーマビューで見たCategoriesテーブルの情報

 SQL Server Management Studio(以下、SSMSと表記します)などで見るときとさほど変わらない情報が表示されています。参考までに図17はSSMSで同じCategoriesテーブルを展開して表示したものです。

図17:SSMSで見たCategoriesテーブルの情報
図17:SSMSで見たCategoriesテーブルの情報

 SSMSの方がより詳細な情報を表示してくれているのは間違いないですが、スキーマビューでもかなり近い形で情報を表示していることが分かります。


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連載:Visual Studio Team System 2008 Database Editionを使ってみよう

著者プロフィール

  • 山田 祥寛(ヤマダ ヨシヒロ)

    静岡県榛原町生まれ。一橋大学経済学部卒業後、NECにてシステム企画業務に携わるが、2003年4月に念願かなってフリーライターに転身。Microsoft MVP for ASP/ASP.NET。執筆コミュニティ「WINGSプロジェクト」代表。 主な著書に「入門シリーズ(サーバサイドAjax/XM...

  • WINGSプロジェクト りばてぃ/FUJIKO/ナオキ(リバティ, フジコ, ナオキ)

    <WINGSプロジェクトについて> 有限会社 WINGSプロジェクトが運営する、テクニカル執筆コミュニティ(代表 山田祥寛)。主にWeb開発分野の書籍/記事執筆、翻訳、講演等を幅広く手がける。2018年11月時点での登録メンバは55名で、現在も執筆メンバを募集中。興味のある方は、どしどし応募頂...

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