エクセルソフトは11日、C++、C、Fortranプログラム用デバッガー「TotalView Debugger 8.7」「MemoryScape 3.0」「ReplayEngine 1.5」を14日より販売開始すると発表した。
エクセルソフト、プログラム用デバッガー「TotalView Debugger 8.7」
「MemoryScape 3.0」「ReplayEngine 1.5」をリリース
TotalView Debuggerは、GUIベースのソースコードデバッガー。バージョン8.7では、32ビットPowerPCデバイスのクロスデバッギングに加え、Cellおよび64ビットPowerプロセッサーを含む複数のLinuxプラットフォームの異種混合デバッグが可能。また、メモリデバッグ用として、MemoryScapeのUIがTotalView Debuggerからも利用できる。
TotalView MemoryScapeは、ヒープメモリ、メモリリーク、メモリ使用をリアルタイムで監視するメモリデバッガー。バージョン3.0に追加されたレッドゾーン機能により、プログラムがヒープのメモリバッファの前後どちらかの領域にReadまたはWriteした時点ですぐに開発者にフィードバックする。
TotalView ReplayEngineは、プログラムの実行履歴の記録と再現の実行ができるTotalView Debuggerのアドオン。バージョン1.5では、長時間実行しているプログラムを最後の数分間だけ記録して再現実行が可能となった。ReplayEngineのMPIサポートはMPICH 1に加え、MPICH 2、Open MPI、その他サポートが強化された。
動作環境は、TotalView DebuggerがLinux、Mac OS X、AIX、Solaris、Tru64、MemoryScapeがLinux、Mac OS X、AIX、Solaris、TotalView ReplayEngineがLinuxに対応している。
価格は、Single & Dual Core Editionライセンスが税込88,200円、Quad Core Editionライセンスが税込134,400円。TeamライセンスおよびEnterpriseライセンスは、プロセス数やユーザー数、プロセッサー/コア数に基づくため、問い合わせが必要となる。
製品の詳細については、公式サイトを参照のこと。
【関連リンク】
・XLsoft エクセルソフト : マルチスレッド/マルチプロセス/並列デバッガー TotalView Debugger、MemoryScape、ReplayEngine
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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