NetBeans開発チームは10日(現地時間)、Javaで実装されたオープンソースの統合開発環境「NetBeans IDE 6.8」をリリースした。
NetBeans IDEは、JavaのほかJavaFX、PHP、JavaScriptおよびAjax、RubyおよびRuby on Rails、GroovyおよびGrails、C/C++などのプログラミング言語をサポートする統合開発環境。今回のバージョン6.8は、Java EE 6の仕様を完全にサポートした最初のIDEとなる。
また、JSF 2.0/Facelets、Java Persistence 2.0、WebアプリケーションでのEJBの使用を含むEJB 3.1、RESTful Webサービス、GlassFish v3のそれぞれのサポート機能も改善された。最新のJavaFX SDK 1.2.1を使用した開発や、PHP 5.3およびSymfonyフレームワークを使用したPHP開発にも利用可能となっている。
そのほか、オープンソースプロジェクトのホスティング環境「Project Kenai」を統合し、Atlassian社のバグトラッキングシステム「JIRA」の完全なサポートも追加されている。
【関連リンク】
・NetBeans IDE 6.8 リリース情報
・NetBeans.org Community News
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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