Mozillaは22日(現地時間)、オープンソースのWebブラウザ「Firefox 3.6.2」を公開した。バージョン3.6系列のセキュリティ問題を修正したものとなっている。
Mozillaは22日(現地時間)、オープンソースのWebブラウザ「Firefox 3.6.2」を公開した。バージョン3.6系列のセキュリティ修正版で、利用者には48時間以内に自動更新が通知される。公式サイトからもダウンロードが可能だ。なお、バージョン3.6.1はリリースされていない。
Firefox 3.6.2では、潜在的なリモートコードの実行につながる重大なセキュリティ問題「WOFFの整数オーバーフローによるヒープ破損」(MFSA 2010-08、CVE-2010-1028)を修正。ほかにもいくつかのセキュリティ問題や、安定性に関わる問題が修正されている。
また、プラグイン上でページをスクロールできなかったり、ThinkPadのラックポイントでスクロールしようとするとクラッシュするといった、Windows版のマウスホイールによるスクロールの不具合が解消されている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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