本稿は、Scott Guthrie氏のブログを、氏の許可を得て、翻訳、転載したものです。米Microsoft社の副社長で、ASP.NETやSilverlightの開発チームを統率する氏のブログでは、次期製品を含む最新の技術をいち早く紹介しています。
Windows Phone 7 Developer Toolsのリリース
本日、Windows Phone 7 Developer Toolsの最終版を出荷したことをご報告でき、うれしく思っています。ツールは、ここからダウンロードできます(※原文は2010年9月16日に執筆)。
含まれているもの
Windows Phone 7 Developer Toolsパッケージには、Windows Phone 7の優れたアプリケーションやゲームを書くのに、必要なものがすべて含まれています。それらのツールすべては完全に無償です。
インストールされる製品は以下のとおりです。
- Visual Studio 2010 Express for Windows Phone-Windows Phone開発用の無償版VS2010
- Express Blend 4 for Windows Phone-Windows Phone開発用の無償版Blend
- Silverlight for Windows Phone 7-優れたWindows Phone 7アプリケーションを構築するためのリッチなフレームワーク
- XNA Game Studio for Windows Phone 7-優れたWindows Phone 7の2Dおよび3Dゲームが構築できるリッチなフレームワーク
- Windows Phone Emulator-電話を使用せずにアプリケーションやゲームの実行やデバッグができるハードウェア・アクセラレーテッド・エミュレータ
- 電話登録ツール-実機で実行/デバックができるように、自分のMarketplaceアカウントを使用してデバイスを『アンロック』するツール。
上記のツールやフレームワークは1つのセットアップにパッケージ化されており、すべて無償です。もしすでにVisual Studio 2010をお持ちの場合、上記のセットアップにより、Visual Studio 2010にWindows Phone 7の開発およびプロジェクトのサポートの追加も行われます。
本日リリースされたツールで構築したアプリケーションやゲームは、Windows Phone Marketplaceにアップロードできます。これにより、どの電話の利用者も、電話から直接それらを簡単にダウンロードして購入できます。これは、有償、無償のどちらで提供する場合でも、アプリケーション/ゲームを配布するのに素晴らしい方法です。