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NTTPCが米国の先端技術を組み合わせたパブリッククラウド『WebARENA CLOUD9』を開始

「WebARENA CLOUD9」担当者インタビュー

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2011/02/22 00:00

目次

日本の慣習に合わせながら、更なる進化を続ける「CLOUD9」

 CLOUD9の概要について紹介したが、本サービスは進化の途中だ。現在発表されている開発ロードマップでは、今年の春以降に「バックアップ・リストア機能」「オートスケールアップ機能」「時間単位の従量課金と最大料金設定」を、秋以降に「ロードバランシング機能」「オートスケールアウト機能」「サーバー追加増設・複数台構成対応」をそれぞれ追加するとしている。

 「オートスケールアップへの対応にあわせて、オプションのリソース変更料金に時間単位の従量課金を導入する予定で最終調整しています。課金が青天井とならないよう、お客さまで最大料金を設定できるようにする予定です」とデータセンタ事業部 技術開発部 寺田氏。

データセンタ事業部 技術開発部 サーバプラットフォーム担当 寺田亜紀 氏
データセンタ事業部 技術開発部 サーバプラットフォーム担当 寺田亜紀 氏

 今後もVerio社との間で開発・運用が続いていくCLOUD9だが、今回NTTPCとしては初めてとなる、米国企業との協業で苦労した点も多い。主なものは、日米でのサービスに対する考え方の違いだ。例えば、ユーザーが設定を誤ってサーバーにアクセスできなくなった時のため、sshサービスの設定を初期化する機能をコントロールパネルに追加したいとリクエストしても、最初は理解してもらえなかったという。

 寺田氏は「Verio社では、『間違ったら、OSを再インストールすればいい』など、いかにもアメリカ的な印象です。日本のお客さまはシビアで、たとえ一部でも使えない機能があるとお叱りを受けるのですが、アメリカでは、『それが使えなくてもこっちが使える』と、プラスの面だけを見る傾向にあるようで、こうした意識合わせをするために、お互いの考えをすりあわせながら進めてきました。もちろん、Verio社は弊社にないノウハウを持っています。特に大規模の運用ノウハウは凄いです。開発に関しても、問題が発生したとき、私たちが想像もつかないような解決法を提案してくれることもあります」と話した。

 CLOUD9の名称は、英語の慣用句「on cloud nine(天にも上る心地、至福の)」といった意味を込めている。先端のクラウド技術を日本市場向けにアレンジしたCLOUD9は、更なる高みを目指し、よりよい機能やサービスを向上していく。今後に期待の持てるクラウドサービスだ。

 なお、NTTPCでは、2011年2月21日から4月28日の間、初期料金無料および月額基本料金が最大で3か月分無料になる「サーバーお乗換えキャンペーン」を実施中だ。詳しくは、キャンペーンサイトを参照のこと。また、使用環境を試してみたい方には、基本機能そのままで、10日間無料のお試しサービスもある。

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著者プロフィール

  • 森 英信(モリ ヒデノブ)

    スマホアプリやWebサイト、出版物といったコンテンツの企画制作を手がける株式会社アンジーの代表。写真加工アプリ「MyHeartCamera」「PicoSweet」など、提供するアプリは1100万以上のインストールを獲得。2019年にはAR(拡張現実)プログラムに関する特許を取得。自身はIT関連の取材...

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