SAP認定資格を取得し、ERP分野でキャリア構築したいと転職を決意
システムインテグレータのSAP、R/3カスタマーサポートから、大手コンサルティングファームのシステム運用・保守に転職した、山本さん(仮名・28歳女性)さんにお話をうかがいました。
――これまでのキャリアについて教えてください。
「大学卒業後、メーカーで食品添加物のルートセールスを2年経験しました。商品のプレゼンテーションから各種資料や請求書の作成まで担当していました。事務作業を行う中で経理への興味が沸き、さっそく簿記学校に通い、日商簿記の資格を取得しました。
経理職への転職も考えましたが、実務経験者の募集が多く、断念しました。それなら、会計システムの保守・運用に携われる仕事をと視点を変え、システムインテグレータへ転職しました。
仕事はSAP R/3のカスタマーサポートです。SAP認定ソリューションコンサルタントの資格を取得し、SAP R/3導入後のヘルプデスク運営を任され、トレーニングのためのマニュアル作成なども経験しました」
――転職を決意したきっかけを教えてください。
「SAP認定の資格を取得し、業務経験を積むうちにERPの領域でキャリアを構築していきたいと考えるようになりました。サポートやトレーニングにとどまらず、顧客の業務に深く関わりながら、さまざまな業種におけるシステムの知識を深めていきたいと思いました。
一方、会社の方針でSAPに関する事業を縮小することになり、SAPに関する業務も限定されるようになってしまいました。もっと深くSAPと関われる仕事を見つけたいと考えるようになり、転職を決意しました」
――どのような転職活動をされたのか、教えてください。
「まず、求人サイトで情報を調べることから始めました。1社内定をいただきましたが、業務領域と条件面で最終的に納得できず、お断りしました。正直な話、自分で調べ、連絡を取り、調整し、面接を受け、条件面の交渉もするのは大変でした。
そこで、転職のプロである人材紹介会社のサポートを受けることを考え、パソナキャリアに登録しました。登録後は、すぐにキャリアアドバイザーから電話連絡が入り、カウンセリングとなりました。カウンセリングでは1時間以上にわたって、職務経歴や希望の職務領域、キャリアパスなどを話し、その場で十数社紹介されました。まずは、そのうちの業界大手2社に絞ってみようということになり、結果として、両社から内定をいただきました」(続きはキャリアジンでご覧ください)