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jQuery UI/プラグインの活用

データ操作に役立つjQueryプラグイン

「jQuery プラグイン」の利用(9)

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ダウンロード Sample.zip (2.7 MB)

Sigma Gridプラグイン

 Sigma Gridプラグインも、前ページのtable fixed headerプラグインと同様に、データをグリッド形式で表示するプラグインです。このプラグインを使うことで、データのソートやページングなどを簡単に適用させることができます。table fixed headerプラグインは、tableタグで指定したデータの列名設定や、ソーティングの有無などをメソッドのオプションで指定するのに対し、Sigma Gridプラグインはあらかじめ定義した表示フィールド、表示列、データのハッシュをロードし、グリッド形式で表示させます。

 プラグイン適用後を図4に示します。

図4 Sigma Gridプラグイン適用後
図4 Sigma Gridプラグイン適用後

 また、Display5に対してデータのソートを行った場合を図5に、Display5の列幅を変更した場合を図6に示します。

図5 Sigma Gridプラグイン適用後(Display5でソーティング)
図5 Sigma Gridプラグイン適用後(Display5でソーティング)
図6 Sigma Gridプラグイン適用後(Display5の列幅を変更)
図6 table fixed headerプラグイン適用後(Display5の列幅を変更)

 「JQSIGMAGRID」のサイトからjqery-sigma-ajax-grid.zipをダウンロードし、解凍後にpluginフォルダ下に配置します。

 リスト2にSigma Gridプラグインの使用例を示します。

リスト2 Sigma Gridプラグインの使用例(jQueryPlugin_grid.html)
<!DOCTYPE html PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.01 Transitional//EN" "http://www.w3.org/TR/html4/loose.dtd">
<html> 
<head> 
(中略)
<!--1.jQueryの読み込み-->
<script type="text/javascript" <script type="text/javascript" src="Scripts/jquery-1.6.1.min.js"></script>
<!--2.プラグインの読み込み-->
<script type="text/javascript" src="plugins/jqery-sigma-ajax-grid/grid/gt_msg_en.js"></script>
<script type="text/javascript" src="plugins/jqery-sigma-ajax-grid/grid/gt_grid_all.js"></script>
<!--3.CSSの設定-->
<link rel="stylesheet" type="text/css" href="plugins/jqery-sigma-ajax-grid/grid/gt_grid.css" />
<!--4.プラグインの設定-->
<script type="text/javascript" >
$(function () {
var data1 = [
        { Column1: "010-0", Column2: "AAA", Column3: "Mnop", Column4: "Efgh", Column5: 50, Column6: 57, Column7: 80, Column8: 46, Column9: "2008-08-08" , Column10: 1.1},
(中略)
];

var dsOption= {
  fields :[
    { name: 'Column1' },
    { name: 'Column2' },
    (中略)
    { name: 'Column8', type: 'float' },
    { name: 'Column9', type: 'date' },
    { name: 'Column10', type: 'float' },
  ],
  recordType : 'object',
  data: data1
} 

var colsOption = [
        {id: 'Column1', header: " Display1", width: 60 },
       (中略)
        { id: 'Column10', header: "Display10", width: 70 }
];


var gridOption={
  id : "grid1",
  container : 'grid1_container', 
  dataset : dsOption ,
  columns : colsOption
};

$('#grid1').sigmaGrid(gridOption);
});
</script> 
</head>
<body> 
    <h1>jQueryプラグイン(Sigma Grid) サンプル</h1>
<div id="grid1_container" style="width:700px;height:300px">
</div>
</body> 
</html>

 Sigma Gridプラグインを使用するには、gt_msg_en.js、gt_grid_all.jsを読み込み、CSSを指定し、「4.プラグインの設定」のように、表示フィールドの定義(dsOption)、表示列の定義(colsOption)、データ定義(data1)を指定し、表示領域のid属性を指定したgridOptionをSigma.Gridメソッドに設定し、ロードします。

 また、gridOptionの形式を表3に示します。

表3 gridOptionの形式
オプション名 概要
id グリッドid
container グリッドを表示するコンテナー名
dataset データセット
columns カラムのオプション

 次に、表3のdatasetで指定するdsOptionの形式を表4に、columnsで指定するcolsOptionを表5に示します。

表4 dsOptionの形式
オプション名 概要
fields フィールド定義を指定する(name:カラム名、type:型(string,int,float)。デフォルトはstring)
recordType レコードのタイプ(object、array)
data 表示するデータ
表5 colsOptionの形式
オプション名 概要
id カラムid
header ヘッダー名称
width カラム幅

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flotプラグイン

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この記事の著者

山田 祥寛(ヤマダ ヨシヒロ)

静岡県榛原町生まれ。一橋大学経済学部卒業後、NECにてシステム企画業務に携わるが、2003年4月に念願かなってフリーライターに転身。Microsoft MVP for Visual Studio and Development Technologies。執筆コミュニティ「WINGSプロジェクト」代表。主な著書に「独習シリーズ(Java・C#・Python・PHP・Ruby・JSP&サーブレットなど)」「速習シリーズ(ASP.NET Core・Vue.js・React・TypeScript・ECMAScript、Laravelなど)」「改訂3版JavaScript本格入門」「これからはじめるReact実践入門」「はじめてのAndroidアプリ開発 Kotlin編 」他、著書多数

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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 <WINGSプロジェクトについて> 有限会社 WINGSプロジェクトが運営する、テクニカル執筆コミュニティ(代表 山田...

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