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Silverlight/WPFで使える逆引きTips集

Silverlight/WPFで使える逆引きTips集
――DataGrid機能(WPF前編)

(16) DataGridコントロール WPF前編

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03.新規データ行の表示/非表示を設定する

 DataGridに新規でデータを入力する行を表示するにはCanUserAddRowsプロパティにTrueを設定します(既定値はTrue)。

 DataGridに新規データ行を表示/非表示する例です。

 [データ行の表示]がチェックされると新規データ入力行が表示されます。

新規データ行の表示/非表示をする例
新規データ行の表示/非表示をする例
XAMLの例
<DataGrid CanUserAddRows="True">
:省略
</DatagGrid>
VBの例
' [新規データ行の表示]チェック時の処理
Private Sub chkCanUserAddRows_Checked(sender As System.Object, e As System.Windows.RoutedEventArgs) Handles chkCanUserAddRows.Checked
    '★★★新規データ行を表示★★★
    CustomerDataGrid.CanUserAddRows = True
End Sub

' [新規データ行の表示]チェックオフ時の処理
Private Sub chkCanUserAddRows_Unchecked(sender As System.Object, e As System.Windows.RoutedEventArgs) Handles chkCanUserAddRows.Unchecked
    '★★★新規データ行を非表示★★★
    CustomerDataGrid.CanUserAddRows = False
End Sub
C#の例
// [新規データ行の表示]チェック時の処理
private void chkCanUserAddRows_Checked(object sender, RoutedEventArgs e)
{
    // ★★★新規データ行を表示★★★
    customerDataGrid.CanUserAddRows = true;
}

// [新規データ行の表示]チェックオフ時の処理
private void chkCanUserAddRows_Unchecked(object sender, RoutedEventArgs e)
{
    // ★★★新規データ行を非表示★★★
    customerDataGrid.CanUserAddRows = false;
}
ポイント

 新規データ行を表示するにはCanUserAddRowsプロパティにTrueを設定する。

04.行を削除できるかどうかを設定する

 DataGridから行を削除できるようにするにはCanUserDeleteRowsプロパティにTrueを設定します(既定値はTrue)。

 下記は、行を削除できるかどうか設定する例です。

 [行削除の許可]にチェックが付けられているときはDeleteキーを押して行を削除することが可能です。

 実行例ではCustomerIDが3~6の行を削除しています。

行を削除できるかどうかを設定する例
行を削除できるかどうかを設定する例
XAMLの例
<DataGrid CanUserDeleteRows="True">
:省略
</DataGrid>
VBの例
' [行削除の許可]チェッック時の処理
Private Sub chkDeleteRow_Checked(sender As System.Object, e As System.Windows.RoutedEventArgs) Handles chkDeleteRow.Checked
    '★★★行の削除を許可する★★★
    CustomerDataGrid.CanUserDeleteRows = True
End Sub


' [行削除の許可]未チェッック時の処理
Private Sub chkDeleteRow_Unchecked(sender As System.Object, e As System.Windows.RoutedEventArgs) Handles chkDeleteRow.Unchecked
    '★★★行の削除を許可しない★★★
    CustomerDataGrid.CanUserDeleteRows = False
End Sub
C#の例
// [行削除の許可]チェッック時の処理
private void chkDeleteRow_Checked(object sender, RoutedEventArgs e)
{
    // ★★★行の削除を許可する★★★
    customerDataGrid.CanUserDeleteRows = true;
}


// [行削除の許可]未チェッック時の処理
private void chkDeleteRow_TouchUp(object sender, TouchEventArgs e)
{
    // ★★★行の削除を許可しない★★★
    customerDataGrid.CanUserDeleteRows = false;
}
ポイント

 行の削除を許可するにはCanUserDeleteRowプロパティにTrueを設定する。

次のページ
05.列の順序を変更できるかどうかを設定する

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この記事の著者

HIRO(ヒロ)

HIRO's.NETのHIROです。とある半導体工場のSEです。VB.NET, C#, PowerShellによるプログラミングを楽しんでいます。最近はBlog でPowerShellについて書いています。2008/07/07にPowerShell from Japan!!というサイトを立ち上げまし...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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