対象読者
Visual BasicまたはVisual C#、および、Silverlight/WPFのプロジェクト作成方法、XAMLについて基礎的な知識がある方を対象としています。
必要な環境
下記を使ってプログラミングできる環境(筆者はこの環境で検証し執筆しています)。
- Visual Studio 2010
- Microsoft Silverlight 4 Tools for Visual Studio 2010
Microsoft Silverlight 4 Tools for Visual Studio 2010は、Microsoftダウンロードセンターより入手できます。Visual Studio 2010が準備できない方は、Visual Studio 2008およびVisual Studio 2008 Silverlight Tools 3.0の組み合わせでも構いません。ただし、この場合は本連載で取り上げるTipsが動作しない可能性もあります。あらかじめご了承ください。
今回紹介するTips
- 読み取り専用にする
- 項目をグループ化する
- データを並び替えを禁止する
- 並べ替え可能な列を限定する
- ComboBoxで値を選択できるようにする
- 独自の列を追加する
- データの編集が開始/終了されたことを知る
- ページング処理をする
01.読み取り専用にする
DataGridを読み取り専用にし、データを変更できないようにするにはIsReadOnlyプロパティにTrueを設定します。
下記は読み取り専用にする例です。
<CheckBox Content="読み取り専用"Name="chkReadOnly"/> <sdk:DataGrid IsReadOnly="True"> :省略 </sdk:DataGrid>
' [読み取り専用]チェック時の処理 Private Sub chkReadOnly_Checked(sender As System.Object, e As System.Windows.RoutedEventArgs) Handles chkReadOnly.Checked '★★★読み取り専用に設定する★★★ CustomerDataGrid.IsReadOnly = True End Sub ' [読み取り専用]チェックオフ時の処理 Private Sub chkReadOnly_Unchecked(sender As System.Object, e As System.Windows.RoutedEventArgs) Handles chkReadOnly.Unchecked '★★★読み取り専用を解除する★★★ CustomerDataGrid.IsReadOnly = False End Sub
// [読み取り専用]チェック時の処理 private void chkReadOnly_Checked(object sender, RoutedEventArgs e) { // ★★★読み取り専用にする★★★ customerDataGrid.IsReadOnly = true; } // [読み取り専用]チェックオフ時の処理 private void chkReadOnly_Unchecked(object sender, RoutedEventArgs e) { // ★★★読み取り専用を解除する★★★ customerDataGrid.IsReadOnly = false; }
DataGridを読み取り専用にするにはIsReadOnlyプロパティにTrueを設定する。