エクセルソフトは、JavaアプリケーションをWindowsおよびLinux向けに高速化・最適化する開発ツール「Excelsior JET 7.6」(エクセルサー・ジェット 7.6)を、9月26日から国内で発売する。
Excelsior JETは、JavaのクラスファイルをWindows向けにはEXEおよびDLLファイルに、Linux向けには実行ファイルと共有オブジェクトに変換することで、Oracle JREを必要とせず、通常のクラスファイルより高速な動作を実現する。また、日本語を含む10か国語対応のインストーラー作成ツール「JetPackⅡ」も搭載されている。
新バージョンでは、最適化したアプリケーションのパフォーマンスと安定性が向上し、マルチコアCPUで実行したベンチマークでは1.2から2.6倍の向上が確認できたという。また、互換性の改良、インストールツールキットの強化も行われた。エンタープライズエディションではさらに、Java SE 6 Update 27、Eclipse RCP 3.7(Indigo)、Apache Tomcat 7.0のサポートが追加されている。
価格は、Excelsior JET 7.6のスタンダードエディション英語版のWindows版が税込163,800円、Linux版が税込245,700円から。
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