フェンリルは、Windows Phone用Webブラウザの開発初期バージョン「Sleipnir Mobile for Windows Phone α版」を、13日にMarketplaceにて公開した。なお、同バージョンには多くの未実装の機能があり、正しく動作しないこともあるという。
「Sleipnir Mobile for Windows Phone α版」に実装されている主な機能は、基本的なWebページの閲覧と、ピボットによるさまざまなサイトからの検索、タブバー、FlickWipe(フリックワイプ)。
ピボットによる検索は、Windows Phone 7.5の「タイル」と呼ばれるデザインを採用した、機能的な検索。各タイルをクリックすると、対象のWebサイトのトップページへジャンプし、キーワード入力後にタイルクリックで対象サイト内の検索結果を表示可能となっている。
FlickWipeは、「Sleipnir」の特徴的な機能で、タブを下フリックすることによって、削除できる。
なお、次期バージョンでは、ファビコン表示や、表示の進行状態を表すプログレスバーの追加、タブを閉じる際の色変化やアニメーションの追加を行う予定だという。
また、今後はスライドするだけで目的の情報を探し出せる「ハブ」を使ったスタートページや、ジェスチャ機能など、「Sleipnir Mobile」の独自性とWindows Phone/Windows 8のデザインとの親和性をより高めていくとともに、さまざまなデバイスの「Sleipnir」とブックマークを同期する、「Fenrir Pass」の搭載を予定している。
【関連リンク】
・フェンリル
・「Sleipnir Mobile for Windows Phone」
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です