SCSK株式会社より、Curlでモバイルアプリを開発できる環境「Caede Preview版」が2011年11月28日にリリースされました。今回の記事では、このCaedeを用いて簡単なサンプルプログラムを作成する過程を紹介します。
はじめに
Curlでモバイルアプリを開発できる環境「Caede Preview版」は、スマートフォンとPCのアプリケーションを同じ開発環境/開発言語で作れることがコンセプトで、開発者はCurl言語を習得するだけで両プラットフォーム対応のアプリを開発できます。例えば、エンタープライズの現場において、バックエンドシステムを主体としながらも一部のサブモジュールをモバイルにて運用したい、というようなシーンにはぴったりです。
もともと、CurlはWindowsだけでなく、MacやLinux上でも稼動する言語です。スマートフォンやタブレットなどのデバイス環境が多様化する昨今、モバイル環境にも従来のPC環境にも対応しているCurlは、とても魅力的な言語です。
また、Curlは、エンタープライズRIAに取り組んでいる言語であるため、バックエンドシステムをCurlで構築している事例が数多くあります。そのため、安心して使える、安定した言語でもあります。安心・安定した言語であることは、企業システムでは必須の事項です。詳細はCurlのサイトをご覧ください。
モバイル用統合開発環境「Caede」の仕組み
Caedeとは、Curlで作られたモバイル対応の統合開発環境で、Translator、Framework、Librariesおよび開発ツールなどを提供しています。「Eclipse上でCurlのソースコードを書き、Translatorでソースコードを変換し、結果をシミュレータで確認する」というのが基本的な開発スタイルです。Translatorを使い、モバイルプラットフォームをサポートするためのHTML/CSS、JavaScriptを生成します。詳しくは、Caedeのサイトを参照ください。
作成するアプリケーション
今回はCaedeを使い、棚卸し時に使える簡単なアプリを作ってみたいと思います。
商品一覧をクリックすると個別の画面が起動し、個別の画面にて、実在庫の数を入力します。必要に応じて発注依頼を実施したり、商品情報を参照したりできるアプリです。今回は記事の都合上、発注依頼や商品情報の参照機能は省略します。
インストール
実装するにあたり、まずは開発環境を整えます。下記の製品をインストールしてください。
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SCSソリューションズ株式会社 井野 恵介(イノケイスケ)
2000年、九州住商情報システムに入社後多くのERPパッケージ開発を担当、その後現在のCurlビジネスに従事。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社
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