パオ・アット・オフィスは、.NET開発環境下での帳票作成ツール「Reports.net Ver 6.1」を、16日に発売する。
「Reports.net」は、従来の海外製品を日本語化した.NET帳票ツールとは異なり、日本の帳票に要求される機能を盛り込んだ帳票作成ツールとして独自に開発された。固定行数の伝票や、罫線中心の表などを容易にデザインでき、陰影を透かすといった機能なども実装されている。
Reports.netでは、ページを完全掌握できるコード設計が可能だ。ユーザープログラムは海外のツールが一般的に採用しているような各イベントにコードを書く形式ではなく、1か所に印刷コードを書いて制御する形式となっている。そのため、帳票作成のためのロジックが分散することがなく、プログラムの流れが帳票ツールに依存しないというメリットがある。
今回のバージョンアップでは、以前から要望の多かった、行内のテキスト項目などくり返しオブジェクトの属性を変更できるようになった。また、これまでは印刷プレビュー画面のページ切り替え処理など、1つの機能の実現を複数の操作パターンで行える場合、それぞれの操作間で同期が取れないという不具合も解消されている。
対応OSは、Windows 7/Vista/XP/2000、Server 2003/Server 2008/Server 2008 R2(いずれも32/64ビットに対応)。価格は、デザイナ(レポート設計ツール)とエンジンそれぞれの1開発ライセンス込みで49,980円。なお、ランタイムライセンスは無償となっている。
【関連リンク】
・パオ・アット・オフィス
・「Reports.net」
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