柳井です。 少し前に、綾辻行人の「霧越邸殺人事件」を読みました。霧越邸という洋館での殺人事件を書いた推理小説です。 この、霧越邸の邸内の描写が非常に美しかったです。特に、その内装の描写が素晴らしかったです。しかし、こういった描写は、文章を読めばイメージが湧きますが、自分で書けと言われれば語彙の不足で到底書けません。 世の中には、このように「言われれば分かるが、自分では言えない」知識が無数にあります。「知っている」と「使える」のあいだには、大きな隔たりがあります。 仕事にも似たようなところがあり、人によって「できる」と答えても、「手順を示されればできる」という意味で言う人もいれば、「段取りも分かるのでできる」として言う人もいます。 可能であれば、全ての物事について、「使える」レベルで「できる」と返答をしたいものです。そのためには、日々の勉強と実践が欠かせないなと思います。 |
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連載4コママンガ。パスワードって結構忘れますよね。リマインダーの設定がないと対処不能に陥ります。毎週火曜日更新。
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柳井 政和(ヤナイ マサカズ)
クロノス・クラウン合同会社 代表社員http://crocro.com/オンラインソフトを多数公開。プログラムを書いたり、ゲームを作ったり、記事を執筆したり、マンガを描いたり、小説を書いたりしています。「めもりーくりーなー」でオンラインソフト大賞に入賞。最近は、小説家デビューして小説も書いています(『裏切りのプログラム』他)。面白いことなら何でもOKのさすらいの企画屋です。
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