アドビシステムズは、マーケティング担当者に必要なコンテンツ制作から効果測定までを、1つのプラットフォーム上で一元管理できる「Adobe Social」の提供を、10日(現地時間)に北米およびEMEA諸国にて開始した。日本での提供に関しては、後日改めて発表する。
「Adobe Social」は、「Adobe Digital Marketing Suite」に含まれる新製品で、1つのプラットフォーム上でエンゲージメントやヒアリング、広告やコンテンツ制作、アプリケーションの制作、分析など、すべてを一元管理可能なエンドツーエンドのソーシャルマーケティング製品。マーケティング担当者は「Adobe Social」を利用することによって、ソーシャルメディアキャンペーンの効果測定を迅速に実行できる。
「Adobe Digital Marketing Suite」はほかにも、Webサイト担当者によるソーシャル上のプロファイルデータを活用したコンテンツ・ターゲティングを可能にする「Adobe Test&Target」や、広告担当マネージャーに「Adobe Social」で取得したソーシャルアプリケーションのデータを提供し、Facebookの有料広告のターゲットセグメントとプロファイル最適化に対応する「Adobe AdLens」、従来は知られていなかった価値の高い顧客セグメントの発見に役立つ「Adobe Discover」、オンラインとオフラインのデータを組み合わせることで、顧客の行動への影響を分析可能な「Adobe Insight」を収録している。
「Adobe Social」の登場によって、「Adobe Digital Marketing Suite」を通じてマーケティング部門と他部門との、さらなる連携強化を実現できる。
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