Keynote Systems、KSK、セカンドファクトリーの3社は、連携してスマートフォンサイトの構築・マネジメントに必要なサービスの提供を、12日に開始した。
Keynoteは、スマートフォンからフィーチャーフォンまでの最適サイトを、ワンソースで構築・運用できる「x-Servlet」と、スマートフォン・タブレットサイトをワンソースで短期の構築と運用性の向上を実現する「x-fit」の提供を行う。また、KSKに対してスマートフォン・タブレット端末のテスト環境である「MITE(Mobile Internet Test Environment)」を提供。KSKは、「x-Servlet」「x-fit」に「MITE」をバンドルする。
さらに、Keynoteは、セカンドファクトリーとUX計測サービスの代理店契約を締結した。この契約にともない、セカンドファクトリーは、自社のコンサルタントによるUXの推奨案を顧客に実装した後に、Keynoteのサービスで計測を行い、統計的データ分析に基づいてコンサルティング成果の客観評価と実装後のUX最適化を行う。
今回の3社連携によって、KSKとセカンドファクトリーは、相互のユーザーに対して連携して「x-Servlet」「x-fit」の導入、UXコンサルティングを提供する。Keynoteは、1日あたり10000ページビューを超えるサイトを持つ両社のユーザーに対して、携帯3G回線を使ってスマートフォン・タブレットサイトの表示速度を計測・詳細分析できるMWP(Mobile Web Perspective)と、パフォーマンス改善コンサルティング「Insight」の提供を行う。
ユーザーは今回の提携によって、「コミュニケーション・デザイン」戦略に基づき、スマートフォン・タブレットサイトが既存のPCサイトやTV・ラジオ・新聞・雑誌・メールといったマルチチャネルの広告媒体と有機的に連携するように「全体最適化」して構築できるようになる。
また、iOS、Android、WindowsというOSの違いや、機種の違い、デバイスの違いに戸惑うことなく効率的にサイトを構築・運用可能となり、さまざまな端末での表示・動作・パフォーマンステストを素早く簡単に行える。さらに、UX設計を定量・定性分析によって客観的に評価して、妥当かどうかを数値として確認できる。
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・Keynote Systems
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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