Webサイト：MercurialおよびDropboxのデプロイメントサポート
今回のリリースでは、Windows Azure Webサイトへの展開・発行の新機能も数多く追加されています。
Mercurialソース管理サポート
CodePlexやBitbucketリポジトリからWebサイトの連続的な展開を設定する場合に、Mercurial（Hg）リポジトリが使用できるようになりました。これは、以前からサポートしているTFS、CodePlex、Git、GitHubソース管理プロバイダサポートに追加されたものです。
今回のリリースでは、ソース管理からの展開をより一層簡単に設定できるようにUIも改善されています。
WebサイトのDASHBOARDから、『Setup deployment from source control』リンクをクリックすれば、新しいウィザードが表示され、様々なソース管理プロバイダやサイトを使用した発行のエンドポイントを簡単に設定できるようウォークスルーしていきます。例えば、Bitbucket上のパブリックもしくはプライベートのMercurial（Hg）リポジトリからソースコード展開ができるようにするには、以下のように選択します。
Dropboxデプロイメントサポート
Windows Azureは、DropboxからWebサイトへサイトやアプリも展開できるようになったため、ローカルコンピュータのフォルダからファイルをコピーするぐらいWebサイトの展開が簡単になりました。Windows Azure管理ポータルからこれを行うには、WebサイトのDASHBOARD上で『Set up deployment from source control』リンクをクリックして、Dropboxを選択し、接続を許可したら、Dropboxのサブフォルダを選択して同期してください。
そうすると、ローカルコンピュータ上のDropboxサブフォルダへソースファイルをコピーして、Windows Azureポータル上の『Sync』ボタンをクリックするとファイルが展開されます。GitやTFSベース展開のように、Windows Azureは自動的に必要に応じてソースをビルドします。
またポータルの展開履歴タブでは、展開を常に追跡しており、以前行った展開をクリックすれば再展開できるようになっています。
この2分間スクリーンキャストを見ると、Dropboxを使用したWindows AzureへのWebサイト展開がどれだか簡単になったかが分かると思います。
ソース管理展開の管理UIを改善
ソース管理展開の新しいセットアップウィザードに加え、今回のWindows Azureリリースではソース管理UIにさらに素晴らしい新機能が追加されました。管理ポータルの展開履歴では、TFS、CodePlex、GitHub、Bitbucketなどの連続展開で接続されたソース管理プロバイダが正確に反映されています。他のプロバイダをセットアップするために、Webサイト上で既に接続されているソースプロバイダから切断することも可能です（以前はこのためにサイトを消去しなければなりませんでした）。
TFS証明更新
直接Windows Azure管理ポータルから、連続展開のためにTeam Foundation Serviceが使用している証明書が更新できるようになりました。
これは、DASHBOARDもしくはQUICKSTARTページの『Renew TFS certificate』リンクをクリックすればできます。
発行プロファイルの再生成をサポート
WebサイトのDASHBOARDから発行プロファイルをダウンロードできるようになりました。プロファイルをダウンロードすれば、その証明書は基本的には永遠に有効です。これが最適でないことは分かっています。これに対応するために、今回のリリースで、DASHBOARDにReset publish profile credentialsという新しい簡単なコマンドをを導入しました。これをクリックすると、証明書をリセットして再生成されたことが確認できます。
