新しいHDInsightサーバ:Azure上のHadoopクラスタを展開・管理
また、新しいHDInsight Service for Windows Azureの公開プレビューも今回リリースしました。Windows Azure上で実行されているHadoopクラスタを簡単に展開、管理、使用するために必要なことは、HDInsightがすべてを提供してくれます。
Windows Azureアカウントをお持ちの場合、HDInsightプレビューへのアクセスをリクエストすると、Windows Azure管理ポータル内でHDInsightクラスタを簡単に作成できます。
Windows Azure管理ポータル内で、Newボタンをクリックして新しいHDInsightサービスを選択するとHadoopクラスタが作成できます。クラスタの名前、クラスタへログインするためのパスワード、必要なクラスタのサイズを指定してください。
クラスタ作成にはストレージのアカウントが必要になりますが、現在の公開プレビューでは、ストレージアカウントはアメリカ東海外地域在住に限られています。クラスタと関連付けるAzureストレージアカウントは、HDInsightで分析するデータを保存する場所にあります。
HDInsightクラスタ
クラスタの作成は数分かかります(作成の一部には、Hadoopクラスタ作成で一緒に必要な仮想マシンの構成があります)。HDInsightクラスタの一部としてインストールされるHadoopコンポーネントの概要は、ここにあります。
クラスタが作成され、DASHBOARDまで進むと、クラスタを確認する画面が表示されます。この確認画面では、クラスタの基本情報が確認でき、クラスタへの簡単接続方法が提供されています(DASHBOARDの下方にあるManageボタンをクリックするだけです)。
クラスタに接続すると、クラスタに関する情報が提供された数多くのタイルが含まれたページが表示され、以下のような追加タスクが実施できます。
- Create Jobタイルは、MapReduceジョブ送信フォームを表示するので、JARファイルとしてMapReduceジョブを送信するのに使用できます。
- Interactive Consoleタイルは、コンソールを表示するので、JavascriptとHiveクエリを直接クラスタに対して実行できます。
- Samplesタイルにはサンプルがあるので、最初に使用してみることができます。
まとめ
上記の機能はすぐに利用可能です(注:まだプレビューのものもあります)。もしまだWindows Azureアカウントをお持ちでなければ、無償トライアルにサインアップして、すぐにお試し頂けます。アプリの構築方法などの詳細は、Windows Azure Developer Centerで確認してください。
Hope this helps,
Scott
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