日本マイクロソフトは、パブリッククラウドサービス「Microsoft Windows Azure」をユーザーに提供する新たな主要リージョンを、日本に展開すると23日に発表した。
日本リージョンは、国内2か所(首都圏と関西圏)のサブリージョンを含み、「Microsoft Windows Azure」のサービスを国内のデータセンターから提供する。従来、国内ユーザーの多くは展開先としてアジアリージョンの2つのサブリージョン(香港またはシンガポール)を選択していたが、今後は日本リージョン内の東阪のサブリージョンも選択できるようになる。
Windows Azureは、従来からのPaaS(Plathome as a Service)としての機能強化に加えて、2013年4月からはIaaS(Infrastructure as a Service)の仮想マシンおよび仮想ネットワーク機能の正式運用を開始し、国内48社のパートナー企業が対応を表明している。さらに、26社のWindows Azure Circleパートナーが、Windows Azureのシステムインテグレーションを提供する。
日本リージョンの開設にともない、マイクロソフトと富士通とのWindows Azureをベースにしたクラウド分野での戦略的協業は継続し、今後はより両社のサービス連携を強化したものへと進化させていく。
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