Webサイト:Always Onサポート
今回導入したWebサイト機能の便利なものに、“Always On”という機能があります。Always Onがサイトで有効になっている場合、Windows Azureは、Webサイトが常に良好な状態で実行されていることを確認するために、自動的にWebサイトへpingを定期的に実行します。
これは、サイトは常に応答状態(およびアプリケーションドメインまたはワーカープロセスが、外部HTTP要求の欠如によりページアウト状態になっていない)であることを確認するのに便利です。
積極的に外部のHTTP要求を処理している状態でも、その中でバックグラウンドコードを実行したいようなシナリオに対して、Webサイトをアクティブに維持しておく方法としても有用です。“Web Jobs”という新しい機能を今週有効にする予定で、これによりWebサイト内でバックグラウンドコードを書いて実行することが非常に簡単になります。この機能の詳細および使用方法については数日後にブログ投稿します。
ポータル内のCONFIGUREタブで、Always Onボタンを変更すれば、標準モードで実行しているWebサイトに対して、Always Onサポートを有効にできます。
モニタリングの改善:WebサイトおよびSQLデータベースのアラート
ほぼすべてのリリースで、Azureサービスのモニタリング機能を改善しています。
今回の更新では2つの素晴らしい改善を行っています。
- Windows Azure Webサイトに対して毎分更新されるメトリクス
- Windows Azure WebサイトやWindows Azure SQLデータベースのアラート対象メトリクスの追加
毎分データをモニタリング
今回のリリースで、Webサイトのモニタリングダッシュボードで統計を毎分更新するようになり、Webサイトがどのように使用されているかを正確に表す新鮮な情報をより多く得ることができます(以前は今回ほど詳細でなかった)。
このような高い粒度でデータを表示すると、Webサイトへの変化をより簡単に確認することができます。毎分データを取得するのに追加設定は必要なく、自動的にすべてのAzure Webサイトで有効になっています。