Microsoftは3月25日(現地時間)、Visual Studio Code(VS Code)1.113のリリースを発表した。今回のアップデートでは、エージェントや開発者の体験向上を目的とした多くの新機能と改善が取り入れられている。
AIチャット機能では、すべてのカスタマイズを統合的に管理できる「Chat Customizations」エディタが導入された。これにより、カスタムプロンプトや独自エージェント、エージェントスキルの追加・編集を一元的に行える。また、AIモデルごとに思考レベル(推論努力度)をUIから選択できるようになり、モデルの応答アプローチを簡単に調整可能となった。
エージェントの拡張機能としては、サブエージェントが他のサブエージェントを呼び出せるようになり、複雑なマルチステップワークフローの構築が可能になった。また、Copilot CLIとClaudeエージェントで登録済みMCPサーバーの利用に対応し、これらのCLIエージェントでセッションのフォークやエージェントログ表示も可能となった。Claudeエージェントのセッション一覧もSDK公式APIに対応し、これまでの同期不全が解消されている。
チャット内の画像にも対応し、画像添付や生成イメージを専用ビューワでプレビューできる。画像は会話ごとに整理され、ズームやパンもサポートされる。
エディタ周りの体験としては、統合ブラウザで自己署名証明書の一時的な信頼が可能となり、Webアプリ開発時のHTTPS接続テストの利便性が向上した。ブラウザタブのクイック管理や、一括クローズ機能も追加されている。加えて、従来の「Modern」テーマに代わり「VS Code Light」と「VS Code Dark」の新デフォルトテーマが採用された。
なお、今回新たな機能の非推奨はないが、「Edit Mode」は1.110から非推奨となっており、1.125で完全に削除予定である。
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