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元請と下請でこんなに違う! IT業界の給与格差

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Tech総研がソフト系エンジニアに対して行ったアンケートによると、元請け企業と下請け企業では、平均年収が100万円以上も違うことがわかった。

 Tech総研が22~44歳のIT系企業に勤務するソフト系エンジニア1000人を対象アンケートを行ったところ、「元請け」「下請け」といった、それぞれの階層で働くエンジニアの間に大きな給与格差があることわかった。

  • 元請けから下請けに仕事が流れるのに沿って、年収は確実に下がる
  • 全体平均で元請けが603万円なのに対して、1次下請け577万円(元請け企業の95.6%)、2次下請け518万円(同85.9%)、3次下請け496万円(同82.2%)と年収は下がっていった。年代別にみると、20代前半では大きな開きがないどころか、1次下請けが元請けを上回ってさえいるが、年代を経るごとに格差が開いていき、30代前半では元請け企業と3次下請け企業との差は138万円にも達する。
  • 年収と仕事量は比例しない
  • 発注側と下請けという立場の違いについて、2次請け、3次請けの企業に勤めるエンジニアは、「1次請けのリーダーが仕事もスケジュールも管理できず、そのフォローをしながら自分は仕事をしている。割に合わない」(テクニカルサポート/3次請け/28歳)、「2次請けの我々と元請け(親会社)の社員は同じ業務を行っているのに、我々の方が15%程単価が低い」(システム開発/35歳/2次請け)と、年収に比例しない仕事量を指摘している。

 レポートの詳細は下記ページを参照のこと。

Tech総研『IT業界の給与格差を探る!元請と下請でいくら違う?

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https://codezine.jp/article/detail/760 2006/12/07 10:58

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