ラックは、同社が把握しているセキュリティ関連の情報と情報システム関連の技術情報などを掲載した「ラックレポート 2014 SUMMER ~ サイバー攻撃の手段に悪用される、「脆弱性」の対処に関する考えを掲載~」を同社のWebサイトにて、7月29日に無償公開した。
最近では、情報や金銭を直接狙った悪質な攻撃が増加中。さらに昨年末より、Internet Explorer、OpenSSL、Apache Strutsといった広範囲に利用されているソフトウェアの脆弱性が次々と報告され、システム管理者の間に不安が広がっている。
また、突然発生するECサイトのパフォーマンス問題や、運用の不手際など、技術面だけではなく組織体制や人材といった多種多様な「脆弱性」は、人間が携わる活動において必ず内在しているものであると、ラックでは述べている。
こうした現状を鑑み、同社のシステム開発やセキュリティ技術の専門家がレポートを執筆。今回はその第4号で「脆弱性と共存する」をテーマとしており、ゼロにしたくてもできない、共存せざるを得ない隣人との付き合い方を考えてみたいと、レポートの公開サイトには説明されている。
レポートのダウンロードは、同社の「ラックレポート 2014 SUMMER」ページから。
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・「ラックレポート 2014 SUMMER」
・ラック
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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