米Parseは、Parse APIをNode.jsアプリケーションに提供可能な「Parse Server」と、データベース移行ツールを1月28日(現地時間)にオープンソースで公開した。今回の「Parse Server」およびデータベース移行ツールの公開は、Parseが発表した2017年1月28日(現地時間)のサービス終了にともなう措置。
「Parse Server」の利用によって、Parseのサービス終了以降も、クライアント側コードの大きな変更なしに、引き続きParse APIを用いたアプリケーションを使用できる。また、「Parse Server」の提供開始にともない、クライアントSDKはParseのサービスに依存せずに使えるようになった。
「Parse Server」はNode.jsで構築され、高速なWebアプリケーションフレームワークとして動作し、プッシュ配信、分析、設定をサポートする。
データベース移行ツールは「Parse Server」に含まれており、Parseアプリを自身のホストするMongoDBインスタンスで利用可能にするツール。
データベースのバックアップ、バックアップデータのリストアに対応するとともに、クエリ・パフォーマンスを向上し、他のアプリに影響を受けないアプリ動作を実現する。さらに、アプリのデータへのアクセスや、クエリによるインデックスの修正、追加、微調整ができる。
【関連リンク】
・Parse(英語)
・「Parse Server」(英語、GitHub)
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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