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Increments、プログラマー向け情報サービス「Qiita」「Qiita:Team」の現況と今後の展開を発表、Qiitaは5周年を迎え月間UUが250万人に

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2016/10/20 18:10

 Incrementsは、10月20日に記者向け説明会を開催し、5周年を迎えるプログラマー向け情報サービス「Qiita」「Qiita:Team」の主要な機能や特徴、今後の展開などについて発表した。

 Qiitaは、プログラミングに特化し、プログラマーがスキルを高めることを目的とした情報共有コミュニティ。2011年にリリースされ、今年で5周年を迎える。2016年9月末現在、月間ユニークユーザーは約250万人、1日の投稿数は約200件、累計投稿数は約17万人、登録ユーザーは約12万人。

 Qiita:Teamは、企業内で情報を共有し、暗黙知を無くしてチームを強くすることを目的とした社内向け情報共有サービス。2013年4月からサービス開始し、約500のチームが有料ユーザーとして利用している。プログラマー同士の情報共有のみならず、デザイナー、営業やマーケティングなどのその他の職種とプログラマーとの情報共有にも活用されている。

 Qiitaの特徴としては、Markdownで書くことができ、プログラマーにとっての書きやすさを追求していること、編集リクエスト機能によって修正や追記を別のユーザーから提案できること、ストック機能によって気になる投稿を保存でき、ユーザーからの評価を可視化できること、ユーザーページでQiita全体への貢献度(Contribution)を可視化することで、モチベーションを維持できること、の4点が挙げられた。

Qiitaの主な特徴
Qiitaの主な特徴
「編集リクエスト」機能は、間違いなどを単にコメントで指摘するのではなく、他のユーザーが情報を修正したり追記したりすることで本体へのマージを依頼できる仕組み。GitHubでいうプルリクエストの送信に近い。写真は「編集リクエスト」ボタンを押したあとの編集画面
「編集リクエスト」機能は、間違いなどを単にコメントで指摘するのではなく、他のユーザーが情報を修正したり追記したりすることで本体へのマージを依頼できる仕組み。GitHubでいうプルリクエストの送信に近い。写真は「編集リクエスト」ボタンを押したあとの編集画面
ユーザーページでは、自分の投稿がストックされた数を可視化した貢献数の推移などが表示される
ユーザーページでは、自分の投稿がストックされた数を可視化した貢献数の推移などが表示される

 Increments プロダクトマネージャの及川卓也氏は、Qiitaがプログラマーに活用されている背景として「海外では、プログラマー向けサービスとして、プログラミングに関する質問ができるQAサイトがよく使われてるが、日本にはスタンダードなサービスがなかった。日本では、QAサイトより日記やブログのような自分から情報発信をする文化の方が合っているため、Qiitaが使われているのでは」と述べた。

Increments プロダクトマネージャ 及川卓也氏
Increments プロダクトマネージャ 及川卓也氏

 Qiitaは、プログラマーにとって使いやすいこと、オープンさ、コミュニティを意識した設計になっている一方、Qiita:Teamは、社内でより活発に使ってもらえるよう、コミュニケーションを重視した機能を追加している。例えば、投稿に絵文字でリアクションを送ることのできる機能、ユーザー名を指定することで特定ユーザーへ通知(メンション)を送ることができる機能、各種チャットツールとの連携などがある。

Qiita:Teamの絵文字でリアクションを送る機能。「いいね」「お願い」「ごめんなさい」などの意味をもたせた6種類の絵文字で反応できる
Qiita:Teamの絵文字でリアクションを送る機能。「いいね」「お願い」「ごめんなさい」などの意味をもたせた6種類の絵文字で反応できる

 Qiita:Teamが利用される理由として、Increments 代表取締役の海野弘成氏は「投稿する敷居を下げるために、機能をシンプルにして、読んだ人からのフィードバックを送りやすくしている。このような工夫により、情報共有したほうがいいという空気を作ることができている」と語った。

Increments 代表取締役 海野弘成氏
Increments 代表取締役 海野弘成氏

 今後の展開については、Qiitaは、コミュニティとしての利用を強化するために、編集リクエスト機能をさらに活用してもらうための改善や、よい投稿自体を評価できる仕組みなどの追加を検討している。Qiita:Teamは、コミュニケーション機能のさらなる改善と、検索や投稿の推薦の改善によって過去の投稿の活用を推進していく予定。

 
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