データ・アプリケーションは、既存の業務アプリケーション資産を活かしつつ、単体でセキュアかつ可用性の高いデータ連携基盤を構築できるエンタープライズデータ連携基盤「ACMS Apex 1.1」を、12月28日に同社のビジネスパートナーを通じて発売する。価格は60万円~の見込み。
「ACMS Apex 1.1」は、グループ企業間や拠点間、サービス提供企業とサービス利用企業間の独立した複数のACMS Apex間で、ファイル転送を意識しないデータ連携を可能にする「AI(ACMS Apex間連携)」機能を新たに搭載した。企業をまたがるフロー連携や通信ができるほか、複数のサービス利用企業それぞれに対する公開範囲の設定にも対応する。
このほか、複数サーバでの分散配置におけるサーバ間のSSL/TLSによる暗号化通信に対応するとともに、SAP ERPとのIDoc/RFCによるデータ連携を可能にするSAP EDIアダプタ機能の実装、SFTPクライアント機能の追加、全銀TCP/IP手順におけるSSL/TLS暗号化への対応を行った。
対応OSは、統合管理サーバがWindows Server、分散サーバがWindows Server、HP-UX、AIX、Solaris(SPARC)、IBM i。対応データベースは、PostgreSQL 9.4、MySQL 5.7、SQL Server 2016/2014 SP2。
なお、ACMS E2Xを利用しているユーザーを対象に、ACMS E2X最新版へのバージョンアップ価格と同額でACMS Apexに移行できる「ACMS Apex移行キャンペーン」を、2017年3月31日まで実施している。
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