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【D-9】スタートアップ3社が語る!リアーキテクティングの実態リレーセッション

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■イベント:
Developers Summit 2023 Summer 講演資料まとめ
■講演日時:
2023年07月27日(木)17:50 ~ 18:50
■講演者 :
森茂 洋[microCMS]/小谷 優空[Ubie]/白土慧[アンドパッド]
■タグ
アプリケーション開発  

動画

セッション概要

 システムが成長し、携わる人が増えていくほど、その複雑性は高まります。「コードが読みづらい」「技術的負債が溜まっている」といった開発現場で感じるモヤモヤは、いわば成長痛なのかもしれません。

 しかし、こうしたモヤモヤを解消しないことには、更なる成長は見込めません。

 そこで本セッションでは、日々成長しているスタートアップ企業3社の皆様に、リレーセッションの形でリアーキテクティング事例をご紹介いただき、リアーキテクティングのきっかけや、実際にリアーキテクティングを進めるうえでの挑戦を語っていただきます。

 技術的負債の返済や、プロダクトのスケーラブルな成長に向けて、複雑性の原因やきっかけを理解し、適切に対応するヒントを持ち帰っていただければ幸いです。

 【フロントエンドの継続的なリアーキテクティング】森茂 洋[microCMS]

 フロントエンドに関わらず一度作ったアーキテクチャが永遠に利用できることはほとんどないでしょう。

 microCMSでは昨年アーキテクチャの刷新をはじめました。それは刷新して終わりではなく継続的に変化し続けることのできる、そして変遷を続ける(場合によっては巻き戻す)ことのできるアーキテクチャへの刷新だと考えています。リアーキテクチャとチームでの運用方法、半年経過してみえてきた`Pros and Cons`についてお話します。

 【マルチプロダクトな事業成長に伴うシステムアーキテクチャと開発組織の変化を振り返る】小谷 優空[Ubie]

 Ubieでは「同時多拠点突破」という理念のもと、toCの症状検索エンジン「ユビー」とtoBのユビーAI問診を中心としたマルチプロダクトを早期から展開しています。

 それぞれのプロダクトが独立して進化したり、相互に連携したりしながら事業成長する中で、継続的に行ってきたシステムアーキテクチャと組織の改善事例を紹介します。

 【100人規模のエンジニア組織でリアーキテクティングをするときに考えていること】白土 慧[アンドパッド]

 アンドパッドには100人規模のエンジニアが所属し、中心となるRailsアプリやそれに接続するマイクロサービスを複数のチームで日々開発しています。

 さらなる成長に向けて、私たちはリアーキテクティングチームを組織しリファクタリングを実行しています。

 この取り組みを進める中で見つけた、課題発見・整理の方法、優先順位の決め方などについてお話しします。

講演者プロフィール

森茂 洋[microCMS]

株式会社microCMS
フロントエンドテックリード

Web黎明期から制作、開発会社にて業種を問わず多様なプロジェクトで経験を積み、2022年11月にmicroCMSに参画。きっとインターネット老人会に所属しています。インフラやWebに関わる技術の探訪が大好きで興味をもった技術は広く深く掘り下げていくことが信念。
microCMSではフロントエンドテックリードとして開発チームのサポートを担当。趣味はサイクリングとアイスホッケー、そして甘いもの。



小谷 優空[Ubie]

Ubie株式会社
ソフトウェアエンジニア

2019年より現職。症状検索エンジン「ユビー」の企画開発を経て、現在は全社のアーキテクトや技術戦略、新規システム立ち上げを担当。
筑波大学の情報科学類で勉強もしています。



白土慧[アンドパッド]

株式会社アンドパッド
開発本部 Technology Platform Division Senior SWE

北海道大学大学院卒業後、新卒で入社した企業でレコメンデーションシステム開発に従事。その後フリーランスを経て、スタートアップ企業の立ち上げにジョインしECシステムを開発。その後、テクノロジー・ベンチャーで機械学習ソフトウェアの開発にも従事した。2021年にアンドパッドにバックエンドエンジニアとして入社。Railsアプリケーションのリアーキテクチャを担当している。

イベント

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