米Google Cloudは8月23日、インフラストラクチャとアプリケーションのトラブルシューティングを行う根本原因分析(RCA)AIエージェント「Gemini Cloud Assist Investigations」のプレビュー版が利用可能になったと発表した。
「Gemini Cloud Assist」は、アプリケーションの設計、デプロイ、モニタリング、トラブルシューティングから、パフォーマンスと費用の最適化まで、ライフサイクル全体にわたるアプリケーション管理を支援するAIアシスタント。
今回の「Gemini Cloud Assist Investigations」により、アプリケーションやインフラに問題が発生した場合、ログ エクスプローラ、Cloud Monitoringのアラート、または直接 Geminiのチャットパネルからなど、さまざまな場所から調査を開始することができる。
さらに、ログ、構成、指標などの複数のソースからのデータを分析し、環境の状態に関する分析情報を提供、ランク付けおよびフィルタリング済みの「観察結果」を生成する。
これらの観察結果を統合して考えられる根本原因を診断し、コンテキストを説明するとともに、問題解決に向けた次のステップや修正方法を提案する。
さらにサポートが必要な場合は、調査とそのすべてのコンテキストをGoogle Cloudサポートケースに転送して、サポートエンジニアによる支援を受けることも可能だ。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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