米Google Cloudは、Google Cloud向けの公式Rust SDKを、9月10日(現地時間)に発表した。
今回、発表されたRust SDKを使用することによって、ラッパやハックに頼ることなく、Rustのネイティブな方法で140を超えるGoogle Cloud APIを使えるようになる。
他の公式Google Cloudクライアントライブラリと同様に、一貫性、セキュリティ、プラットフォーム統合にこだわって構築されており、Rustでの高性能なバックエンドサービスの構築、安全かつ信頼性の高いデータ処理やリアルタイム分析のパイプライン作成、Google Cloud APIを呼び出す内部ツールのメンテナンスといった用途に適している。
公式Rust SDKには、機械学習ワークフロー用のVertex AI、非構造化データ保存用のCloud Storage、暗号鍵管理用のCloud Key Management Service、リソースをきめ細かく制御するためのIdentity and Access Managementを含む、Google Cloudのコアサービスをカバーするクライアントライブラリにアクセス可能な140を超えるAPI、アプリケーションのデフォルト認証情報(ADC)、OAuth2、APIキー、サービスアカウント、およびWorkload Identity連携(近日中に追加)のサポート、Rust開発者向けに作成されたガイド、コードサンプル、ドキュメントが含まれる。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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