Microsoftは、9月16日、.NET Standard Term Support(STS)リリースのサポート期間を18か月から24か月に延長することを発表した。
この変更は .NET 9から適用され、.NET 9のサポートは 2026年11月10日に終了する。Long Term Support(LTS)リリースについては変更はなく、引き続き3年間サポートされる。
背景として、.NET は年間リリースに加え機能を OOB(out-of-band)リリースで頻繁に提供しており、これが LTS を利用する顧客に対して依存関係のズレやサポート期間の不一致を引き起こすケースがあった。
今回の変更でSTSリリースは、後継リリースの出荷から12か月後の24か月間サポートされるようになり、例えば.NET 8と.NET 9は2026年11月10日に同じ日にサポート終了となる。
ただし、.NETファミリーの一部のコンポーネントは.NETと別枠で提供され、独自のサポートライフサイクルが適用される点に注意が必要。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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