Microsoftは2025年11月、Aspireのメジャーアップデート版「Aspire 13」をリリースした。
今回のリリースは、Aspireの開発ワークフローを全体的に見直したもので、新しいコマンドaspire doを導入。初期プレビュー機能として利用可能になっている。
aspire doは依存関係を追跡しながら、ビルド、公開、デプロイのパイプラインを独立した並列化可能なステップに分解する。独自のカスタムパイプラインステップを定義できることが大きな特徴で、検証の追加やテストの実行、カスタムデプロイメントロジックの実行など、すべてがパイプラインの第一級オブジェクトとして機能する。
また、Aspire DashboardにはMCPサーバーがプレビューとして組み込まれ、AIアシスタントがリアルタイムで実行中のアプリケーションのリソースやログ、トレース情報を取得可能になった。
Aspire 13では接続文字列や開発証明書の取り扱いも改善された。多言語接続プロパティによって、データベースリソースは、複数の接続文字列形式を自動的に公開するようになった。また、PythonやNode.js、コンテナ向けにHTTPS証明書の信頼を自動構成する。
さらに、JavaScriptサポートとPythonサポートも刷新された。更新点の詳細については、ブログポストを参照のこと。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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