AWSは11月19日、新機能「Billing Transfer」の一般提供を発表した。本機能は、複数の組織間で請求やコスト管理を一元的に行いたいユーザー向けに、請求管理者の支払いを他組織やパートナーに移管できる。
今回の新機能により、各組織の管理アカウントに個別にアクセスする必要がなくなり、請求の収集から支払い処理、詳細なコスト分析までを一本化できるようになった。
管理アカウントから招待状を発行し、外部アカウントが承認することで、請求業務の委託を開始できる。承認後は、請求元アカウントの使用量に基づく請求書が請求先アカウントへ送られ、税金や支払い設定も請求先側が管理する。Billing TransferはAWS Billing Conductorとも統合され、コスト可視性の制御も可能。
なお、同機能はすべての商用AWSリージョンで利用できる。
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
