AWSは12月3日(現地時間)、Amazon Bedrockに新機能「強化学習型ファインチューニング(Reinforcement Fine-tuning)」を追加したと発表した。
この機能は、従来よりも少ないラベル付きデータで、フィードバックを使ったモデルのカスタマイズを実現する。従来のファインチューニングでは大量のラベル付きデータや高度な機械学習の知識が必要だったが、今回の機能により、一般の開発者も容易に活用できる環境となった。ベースモデル比で平均66%の精度向上が見込める。
ファインチューニングのプロセスはAmazon Bedrockが自動化し、APIログや任意のデータセットをトレーニングデータとして利用できる。現時点ではAmazon Nova 2 Liteをサポートし、今後他モデルにも対応予定。データはAWS上のセキュアな環境内で管理され、VPC設定やKMS暗号化にも対応する。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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