Googleは12月5日（現地時間）、2025年11月に同社が発表したAIに関する主要なアップデートについてまとめて公表した。
最も重要なニュースとして、多機能AIモデル「Gemini 3」の公開が挙げられる。Gemini 3は従来比で学習や問題解決能力が向上し、Google検索やGeminiアプリで利用可能となった。AIモードにより動的なビジュアルレイアウトやインタラクティブなツールも提供する。
さらに、Gemini 3を基盤とした画像生成・編集用モデル「Nano Banana Pro」も登場した。Nano Banana Proは高品質な画像生成と高度な編集機能を実現している。
開発者向けには、AIエージェント開発プラットフォーム「Antigravity」を新たに公開した。Antigravityは、AIが自律的に複雑なタスクを計画・実行・検証できるエージェントファーストのインターフェースを提供している。
また、Google MapsとAndroid Autoでは、Geminiによる音声対話型ナビゲーションの導入が進められており、運転中でも音声による操作や提案が可能となった。
インフラ面では、Googleがテキサス州でAIおよびクラウドインフラ強化のために400億ドルを投資する計画を明らかにした。この動きはアメリカをはじめ、世界各地でAI基盤を強化する取り組みの一環である。
そのほかにも、AIを活用した旅行プラン作成支援や新たなショッピング体験、NotebookLMでの学習支援機能追加など、多岐にわたるアップデートが行われた。
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CodeZine編集部（コードジンヘンシュウブ）
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