12月20日、Vue.jsの公式言語ツール群「Vue Language Tools 3.2」が正式リリースされた。前バージョン以降、20以上の新機能の導入と70以上のバグ修正を含んでいる。
Vue Language Toolsは、Vueの単一ファイルコンポーネント(SFC)向けのIDEサポートを提供する言語サーバー実装および関連ツールで、型チェックなどの機能を提供する。
今回正式リリースされたバージョン3.2では、SFCのリッチホバーメッセージ(実験的実装)や、コンポーネントの自動インポート提案、JSDoc情報マッピング、コードハイライトの改善などが実装された。
リッチホバーメッセージ機能は、任意のVueコンポーネントにマウスをホバーすると、PropsやSlots、その他の追加情報が表示されるというもの。実験的な機能であるためデフォルトでは無効になっており、利用するには拡張機能設定から有効にする必要がある。
また、コンポーネント名を入力する際、IntelliSenseの提案から直接選択できるようになり、対応するインポートステートメントが自動的に挿入されるようになった。
その他、変更点の詳細はリリースノートより確認できる。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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