OpenAIは2月5日(現地時間)、新たなコーディングAIモデル「GPT-5.3-Codex」のリリースを発表した。同モデルは、前世代のGPT‑5.2-CodexおよびGPT‑5.2双方の高度なコーディング性能や推論力、専門知識を統合しており、従来比で25%高速化されている。膨大な長期タスクや研究、ツール利用、複雑な実行もこなせるため、ユーザーは作業中も会話や指示による柔軟な操作が可能だ。
GPT‑5.3-Codexは、SWE-Bench ProやTerminal-Bench 2.0など、大規模な業界ベンチマークで高い性能を記録しており、実際のソフトウェア開発や端末操作スキル、Webアプリやゲームの自動構築能力でも向上を示した。
実務用途でも専門職44種のタスクで高い成果を示しており、デバッグ、デプロイ、モニタリング、資料作成、分析など、ソフトウェア開発のライフサイクル全体を支援可能となった。OSWorld-Verifiedなど視覚を伴う操作タスクでも高水準の精度をマークしている。
また、GPT‑5.3-Codexはサイバーセキュリティ強化も図っており、ソフトウェア脆弱性特定能力を高め、安全対策も強化されている。API提供、ID開発環境拡張、CLI、Webアプリなどで利用可能だが、API対応は順次拡大予定としている。
さらに、同モデルはNVIDIA GB200 NVL72システムと連携して設計・訓練・提供されており、インフラ改善による高速化も特徴だ。OpenAIは今後も一般的な知識作業や高度な業務支援を目指し、Codexの適用範囲拡大を進める方針である。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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