Microsoftは4月8日(現地時間)、エンタープライズ向けにAIエージェントが安全かつ効率的にデータへアクセスできる「SQL MCP Server」を発表した。
SQL MCP ServerはData API builder(DAB)の新機能として提供される。エージェントがデータベースのスキーマを露出することなく、自然言語解析への依存や整合性リスクを避けながらデータ操作を行える点が特徴だ。
同サーバーはMicrosoft SQL、PostgreSQL、Azure Cosmos DB、MySQLなど複数データソースへ対応し、RESTやGraphQL、MCPなど多様なAPIエンドポイントをサポートする。SQL MCP Server自体はシンプルなMCRコンテナとして動作し、JSON設定ファイルのみで導入が可能だ。コードを書くことなく、安全なCRUD操作およびプロシージャの実行ができ、開発工数やエラーを減少させる。
セキュリティ面では、Azure Key Vaultへの統合やエンティティ抽象化層による細かな権限管理(RBAC)を実装している。API層でテーブルやビュー、ストアドプロシージャごとに権限を設定でき、認可漏れやスキーマ露出を防ぐ。
同サーバーはオープンソースかつ無料で提供され、クラウドやオンプレミスのどちらでも利用可能となっている。なお、監視やキャッシュ機能、Application Insightsとの統合も提供するため、企業の要件に応じて容易に運用、拡張ができる。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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