Microsoftは、6月2日、エンタープライズ対応のPostgres互換データベースサービスである「Azure HorizonDB」のパブリックプレビューを発表した。
Azure HorizonDBは、開発者がPostgresに期待する柔軟性と、企業が求める運用上の厳密性を備えている。コアのPostgresエンジンにきめ細かなネットワークおよびセキュリティ制御、シームレスなライフサイクル管理といったクラウドネイティブな機能を追加しながら、オープンな拡張機能との完全な互換性を持つ。さらに、ベクトルデータサポートや AI モデル管理といった高度なネイティブ統合機能も導入されている。
HorizonDBは最大128TBのデータベースをサポートし、高スループットのワークロード向けに最大15個のリードレプリカでスケールアウト。低レイテンシーのトランザクションと高可用性を実現するために、アベイラビリティゾーンにおいて1ミリ秒未満のコミットレイテンシーを提供する。
また、Microsoft Entra IDとのネイティブ統合による集中型IDおよびアクセス制御、ネットワーク分離のためのプライベートエンドポイント、データ保存・転送時の暗号化機能によって信頼性の高いプラットフォームを実現している。
さらに、こうした信頼性の高い基盤の上で、統合AI機能を提供している。例えば、DiskANNを通じて、高性能なベクトル検索機能をPostgresに統合。これによってメモリとストレージのオーバーヘッドを大幅に削減しながら、大規模かつ低遅延な類似性検索を可能にする。AI Functionsによって、モデルをその場で管理し、SQLやアプリケーションロジック内から直接モデルを呼び出すこともできる。
Azure HorizonDBは、オーストラリア東部、米国中部、スウェーデン中部、米国西部のリージョンでパブリックプレビューとして展開され、今後数週間以内に日本リージョンでも利用可能になる予定。詳細はブログポストを参照のこと。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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